【ブログ】歯周病の再生治療:どれくらいの期間で再生する?
2026年01月10日
歯周病は、進行すると歯ぐきだけでなく “歯を支える骨(歯槽骨)” までも溶かしてしまう病気です。
「再生治療をすれば、どのくらいで元に戻るの?」という疑問は、多くの患者さんから寄せられます。
結論から言うと、歯周組織の再生は手術直後から始まりますが、完全に成熟するまでには “年単位” の時間が必要です。本記事では、再生治療の流れや再生にかかる期間、成功させるために大切なポイントを岩坂歯科医院がわかりやすく解説します。
■ 歯周病の再生治療とは?
歯周病で失われた、歯ぐき(歯肉)・歯根膜・歯槽骨などの組織を、可能な限り元の状態に近づけるための治療です。
一般的には以下のような方法が用いられます。
・GTR法(組織再生誘導法)
・エムドゲイン(歯周組織再生誘導材料)
・骨補填材料(人工骨)による再生療法
これらは、歯周病が進行したケースで特に有効とされ、健康な歯を残す大きな助けとなります。
■ 再生はいつから始まる?
手術直後から再生がスタート。
歯周再生治療では、治療直後から細胞レベルでは組織の再生が始まります。
ただし、外から見たときの治り(見かけの治癒)は数週間で落ち着いても、内部の歯周組織ではまだゆっくり再生が進行している状態です。
■ 完全な再生・成熟までの期間
1〜3か月:歯ぐきの治癒が安定
・手術後、歯ぐきは比較的早く治癒して見た目が安定します。
・しかし内部ではまだ歯根膜や新しい結合組織が成長中。
数か月〜1年:骨の再生がゆっくり進行
・歯を支える歯槽骨は非常にゆっくりと再生する組織です。
・血流や噛み合わせ、炎症の有無によって再生スピードに差があります。
2年以上:歯槽骨が成熟し安定
最終的に歯槽骨が完全に成熟し、“しっかりした土台” として安定するまでに約2年以上かかるとされています。
つまり、再生治療は「手術して終わり」ではなく、長い時間をかけて組織を回復させていく治療なのです。
■ 成功のカギは「プラークコントロール」と「メインテナンス」
再生治療で得られる歯周組織を最大化するには、術後のセルフケアと歯科医院でのメインテナンスが絶対に不可欠です。
● 術後すぐに始まる…適切なプラークコントロール
・歯科医師の指示に従って、磨いてよい部位・道具を守る
・余計な刺激を与えないようにやさしくケアする
・完全に炎症をなくす意識で徹底する
● 術後数か月〜数年:継続的なメインテナンスが重要
・プロによるクリーニング
・噛み合わせのチェック
・再発防止のモニタリング
を継続することで、再生組織がよりよく成熟し、歯を長期的に守れます。
■ まとめ:再生治療は“長期戦”。成功の鍵はあなたのケアにあります
歯周病の再生治療は、手術後すぐに組織の再生が始まり、歯槽骨の完全な成熟には2年以上かかるという、とてもゆっくりしたプロセスです。
しかしそれは、「長い未来の歯を守るための大切な投資」でもあります。
・丁寧なプラークコントロール
・定期的なメインテナンス
・歯科医師からの指示を守ること
この3つを徹底すれば、再生治療は高い効果を発揮し、あなたの大切な歯を長く守ってくれます。
岩坂歯科医院では、歯周病の状態や生活習慣に合わせたオーダーメイドの治療をご提案しています。再生治療が可能かどうか知りたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
口の中の健康は人が産まれてから死ぬまで一生大切にしなければならないものです。
そのため、当院では患者さま自身の健康増進・維持の為に最良の環境を提供したいと考えております。
一般歯科から専門歯科治療まで、患者さま一人一人と充分なコミュニケーションをとりながら良質な医療を提供できるよう考えております。
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岩坂歯科医院は一般歯科(虫歯治療)、小児歯科、歯科口腔外科を診療しており、特に歯周病治療、歯内療法、審美歯科にも力を入れ最新の専門歯科治療をご提供いたします。
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