【矯正ブログ】矯正歯科医院には、いろいろな咬み合わせの子どもたちが相談にきます。

2023年05月10日

【矯正歯科医院には、いろいろな咬み合わせの子どもたちが相談にきます。】

 

①叢生(そうせい)
歯が並びきれず重なって凸凹に生えるなど、生え方が不ぞろいの状態。いわゆる乱ぐい歯や八重歯。歯の大きさに対してあごが小さいために起こる。

②上顎前突(じょうがくぜんとつ)
上の前歯や上あごが前へ出ている状態。または、下あごが上あごに比べて極端に後ろへ引っ込んでいる状態。別名出っ歯。

③開咬(かいこう)
上下の歯を咬み合わせると、奥歯はきちんと咬み合うのに前歯が咬み合わず、すき間ができる状態。前歯でものが噛み切れない。

④反対咬合(はんたいこうごう)
下の前歯や下あごが前に出ている状態。受け口ともいう。上下の前歯数本が逆に咬み合っている。

歯並びが悪い子どもには、共通点があります。

よくない咬み合わせのことを「不正咬合」あるいは「咬合異常」といいます。

不正咬合の原因には、あごの骨や歯の形・大きさに関する遺伝的なものと、頬づえや指しゃぶりなどの悪い習慣による環境的なものがあります。

実際にはいろいろな原因が重なって、さまざまな状態の不正咬合になりますが、歯並びの相談にくる子どもたちは、実は同じ問題を抱えている場合が多いのです。
それは、「口呼吸をしている」ということです。

 

「口呼吸はわざわいのもと 小児矯正歯科治療の現場から」保田好秀著より抜粋

 

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岩坂歯科医院

院長 岩坂憲助

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